――ガラガラ
 あれ? なんだろ?
「それじゃね。今日は先に帰るわよ」
 あ、まりもセンセーだ。
 ここ物理準備室だから、話してたのは夕呼センセーかな?
「あら、珍しい。白銀君がこんな時間までいるなんて」
 確かにそうだねー。
 たけるさんは帰宅部だから、いつもすぐに帰っちゃうもんねぇ。
「ちょっと探し物してて」
「探し物? 何か落としたの?」
「しっぽです。どっかで見ませんでした?」
「ああっ、珠瀬さんがいつも付けてる…………う〜ん、私は見てないわねぇ」
「そうですよねぇ」
 見てたら、すぐにわかるもんねぇ。
「そろそろ、正門閉まっちゃうわよ」
「んげ、もう、そんな時間か〜」
「今日はほどほどにしておきなさいね」
「へ〜い」
「センセーさようなら」
「はい、さようなら」
 今日はもう無理なのかな〜。
 はふぅ、絶対にみつけたかったのに。
「おあっ! あっ、あっ、あっ……あれは!」
「たけるさん、どうしたの?」
 センセーがどうかしたの? …………ああっ!!
 あ、あれは!! センセーのおしりにくっついてるのは!
「あった!! しっぽだ!!」
「な、なによ、白銀君。急に大声出さないでよ。びっくりするじゃない」
「先生、そのまま動かないで」
 ――ガラガラ
 あれ? なんだろ?
「それじゃね。今日は先に帰るわよ」
 あ、まりもセンセーだ。
 ここ物理準備室だから、話してたのは夕呼センセーかな?
「あら、珍しい。白銀君がこんな時間までいるなんて」
 確かにそうだねー。
 たけるさんは帰宅部だから、いつもすぐに帰っちゃうもんねぇ。
「ちょっと探し物してて」
「探し物? 何か落としたの?」
「しっぽです。どっかで見ませんでした?」
「ああっ、珠瀬さんがいつも付けてる…………う〜ん、私は見てないわねぇ」
「そうですよねぇ」
 見てたら、すぐにわかるもんねぇ。
「そろそろ、正門閉まっちゃうわよ」
「んげ、もう、そんな時間か〜」
「今日はほどほどにしておきなさいね」
「へ〜い」
「センセーさようなら」
「はい、さようなら」
 今日はもう無理なのかな〜。
 はふぅ、絶対にみつけたかったのに。
「おあっ! あっ、あっ、あっ……あれは!」
「たけるさん、どうしたの?」
 センセーがどうかしたの? …………ああっ!!
 あ、あれは!! センセーのおしりにくっついてるのは!
「あった!! しっぽだ!!」
「な、なによ、白銀君。急に大声出さないでよ。びっくりするじゃない」
「先生、そのまま動かないで」

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