どこまでも続く青い空…………って、ここ屋内プールだった…………。
 照り付ける太陽…………だから、これもないって…………しかも今日、外土砂降り。
 はしゃいで遊ぶ子供たちの声…………これは聞こえるね。うんうん、よしよし。
 そして、ぼんやり水面を眺めるタケルちゃん…………って、あーあ、すごいきわどいハイレグのお姉さんに視線釘付けだ……。
 なんだよ〜〜む〜〜〜っ! わたしと一緒にきてるのにぃ〜。
 わたしもああいうのにすれば良かったかなあ。
 ……よ〜〜し!
「タケルちゃん!」
「────! す、純夏……ビビらすなよ」
「どうだ!」
「…………」
「…………」
「……おせーよ。着替えに何分かかってんだ」
「ちゃんと見〜て〜よ〜っ! どうだっ!!」
「あ〜、はいはい、かわいい、最高、もう鼻血出して倒れそうだ。いや、すげえよ、
大セクスィボディ純夏降臨でどうよ?」
「むきぃ〜〜〜、レバッ!!」
 ――ずばむっ!
「がぷっ……がぷっ……ぼぇぇぇぇ〜〜〜っ!!」
「グーでなぐるぞ!」
「こぱっ……こぱっ……て……めぇ……もう……殴ってんじゃねぇ〜か〜〜」
 うん、完璧肝臓にはいったね。
「鎧衣君、どうしたんだろうね。約束の時間にこないなんて……」
 きっと、またお父さんに連れられて、冒険の旅にでちゃったんだね……。
「話を……そらすな…………」
「タケルちゃんもなんだか具合悪そうだし」
「おまえが、それを言うか!」
「無理すると、体に響くよ」
 どりるみるきぃぱんちの威力は伊達じゃないんだから。
 それはタケルちゃんが1番よくわかってるはずなんだけど、進歩がないよねぇ、
ほんと…………あのころのままだ…………。
「あっ……もう、ダメだ…………」
 ────どさっ
 なにさ、わざとらしく倒れ込んじゃって。
 あ〜あ、なんでいつもこうなんだろうな〜。
 この前から気になっている事って……なんかこういう時にひっかかる。
 ハッキリわからないけど、それって、こういういつもの事じゃないところにあるんじゃないかな。
 もっと違うことで…………。
 ……ま、いいや。
 それより、水着もせっかく選んだのに、無駄になっちゃったのかな?
 結構高かったのに!
 絶対カワイイって言わせてやろうと思ったのに!
 はあ…………。
 けど、値段の分だけ働いてもらわないと困る!
 次こそは絶対に、おぼえとけ〜〜〜っ!
「おい、何ボーっとしてんだよ。宇宙から電波でも受信してんのか?」
「だって、タケルちゃんが急に倒れるから、ひとりで退屈なんだもん」
「いいよな〜、ヒマなときはその『触角』で宇宙と交信すればいいんだから」
「触角ってなんだよ〜!」
「あはははははッ……」 
 だいたいアンテナじゃないんだから、交信なんてできないよ〜!!
 も〜〜!
「あはははははッ……」

 どこまでも続く青い空…………って、ここ屋内プールだった…………。
 照り付ける太陽…………だから、これもないって…………しかも今日、外土砂降り。
 はしゃいで遊ぶ子供たちの声…………これは聞こえるね。うんうん、よしよし。
 そして、ぼんやり水面を眺めるタケルちゃん…………って、あーあ、すごいきわどいハイレグのお姉さんに視線釘付けだ……。
 なんだよ〜〜む〜〜〜っ! わたしと一緒にきてるのにぃ〜。
 わたしもああいうのにすれば良かったかなあ。
 ……よ〜〜し!
「タケルちゃん!」
「────! す、純夏……ビビらすなよ」
「どうだ!」
「…………」
「…………」
「……おせーよ。着替えに何分かかってんだ」
「ちゃんと見〜て〜よ〜っ! どうだっ!!」
「あ〜、はいはい、かわいい、最高、もう鼻血出して倒れそうだ。いや、すげえよ、
大セクスィボディ純夏降臨でどうよ?」
「むきぃ〜〜〜、レバッ!!」
 ――ずばむっ!
「がぷっ……がぷっ……ぼぇぇぇぇ〜〜〜っ!!」
「グーでなぐるぞ!」
「こぱっ……こぱっ……て……めぇ……もう……殴ってんじゃねぇ〜か〜〜」
 うん、完璧肝臓にはいったね。
「鎧衣君、どうしたんだろうね。約束の時間にこないなんて……」
 きっと、またお父さんに連れられて、冒険の旅にでちゃったんだね……。
「話を……そらすな…………」
「タケルちゃんもなんだか具合悪そうだし」
「おまえが、それを言うか!」
「無理すると、体に響くよ」
 どりるみるきぃぱんちの威力は伊達じゃないんだから。
 それはタケルちゃんが1番よくわかってるはずなんだけど、進歩がないよねぇ、
ほんと…………あのころのままだ…………。
「あっ……もう、ダメだ…………」
 ────どさっ
 なにさ、わざとらしく倒れ込んじゃって。
 あ〜あ、なんでいつもこうなんだろうな〜。
 この前から気になっている事って……なんかこういう時にひっかかる。
 ハッキリわからないけど、それって、こういういつもの事じゃないところにあるんじゃないかな。
 もっと違うことで…………。
 ……ま、いいや。
 それより、水着もせっかく選んだのに、無駄になっちゃったのかな?
 結構高かったのに!
 絶対カワイイって言わせてやろうと思ったのに!
 はあ…………。
 けど、値段の分だけ働いてもらわないと困る!
 次こそは絶対に、おぼえとけ〜〜〜っ!
「おい、何ボーっとしてんだよ。宇宙から電波でも受信してんのか?」
「だって、タケルちゃんが急に倒れるから、ひとりで退屈なんだもん」
「いいよな〜、ヒマなときはその『触角』で宇宙と交信すればいいんだから」
「触角ってなんだよ〜!」
「あはははははッ……」 
 だいたいアンテナじゃないんだから、交信なんてできないよ〜!!
 も〜〜!
「あはははははッ……」


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